全国ぷらざ協議会

Posted at 08/12/10


ぷらざ誌の誕生と我が社の使命
                           事務委託会社
                           ぷらざプロモーション(株)
                           五百旗頭(いおきべ)忠男
我が社は全国ぷらざ協議会の運営維持のための事務局業務の運営会社として、平成3年5月に全国ぷらざ協議会の主要会員の出資のもとでぷらざプロモーション(株)が誕生いたしました。
その前より、印刷業が受注体質でいるといずれ行き詰まるとの危機意識を持ち、何とか創注・提案形のビジネスモデルを作り上げられないかとの思いで、自然発生的に仲間が集まり模索をしていました。佐賀市で株式会社宮地印刷様(株式会社ぷらざ)がチラシの置き換え機能を持つ、全戸宅配・無料月刊誌、ぷらざを発行して、スポンサー筋、市民に大変喜ばれていることに注目していました。結果的にはのべ、全国の100社ほどの印刷会社が佐賀までその実態を見学することとなり、それがきっかけで、全国ぷらざ協議会の結成を見て、各地でぷらざ誌が誕生することになりました。ぷらざ誌を作り上げたが、その運営実技はどのようにすべきか、やはり、新しいビジネスモデルに応じた勉強をする必要性に迫られたのです。
以前はハイデルベルグ印刷機の半ば販促の意味を持たせた形で、事務局もそこにおいていましたが、ハイデルベルグ社の一方的な経営権変更の事情に伴い、事務局の維持ができなくなりました。やむおえず、平成3年5月に、全国ぷらざ協議会も自主運営の形を取り、弊社の設立をもって独自の市場開発、ノウハウ蓄積に当たるようになりました。お陰様で現在は、加盟誌・準加盟誌を含め11誌を数えるまでになりました。また、本家の佐賀では佐賀市内270店舗で使える汎用性ポイントカードを発行し地元に密着した文字通りの情報発信企業に変質するまでになりました。
目指すところは、印刷を核とし、地元でオンリーワンの情報発信型印刷媒体企業を構築しようとしています。
昨今は全国各地でフリーペーパー流行ですが、平成元年から我々はこの路線を言い続けてきました。「ご丁寧に無料誌まで作って宅配までして、印刷物を作らなくとも、毎日仕事を出てくれるスポンサーに日参している方が得策ではないか」、と皮肉めいた声も聞かされました。しかし、あのときの我々の危機感がてことなり、新しい形のビジネスモデルを構築できたことを誇りにしています。
今後はぷらざ誌を核として、より深く情報分野に掘り下げた、進化した企業モデルを作り上げたい一心でいます。
この他、2002年から我が社は日本WPAの事務局業務を引き受け、環境に優しい印刷方式の確立を目指し、新しいチャレンジを重ねて行く所存です。日本WPA会員を核としてネットEMSをてことし、環境に優しい印刷方式の普及とWPAロゴの認知にいっそう精進したく存じます。
今後とも、よろしくお願い致します。

印刷団体事務局

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