65回ぷらざ勉強会
Posted at 09/12/23
100年に一度の、米国発の金融危機に端を発した、世界実体経済不況が日本の印刷界に入りこんできました。昨年まで、好調を保ってきた東京の市場でも乱戦、印刷通販サイトでも今や、生き残りをかけた激戦が続いています。中央の新聞社でも、今年は広告減で赤字となる有様で、読紙率の低下がチラシの効果の低下を招いています。
そんな中で、仙台のJust mail(http://www.just.st/?p=/pc/index.html)と言う仕組みは、MLM販売方式(Multi Layer Marketing)を取り入れた代理店制度が今の時代の一部で受け入れられ、チラシに置き換わる広告効果を売りにケータイのJust mailが普及し始めています。
我々印刷人は何をすればいいのか? 八方ふさがりの時代を迎えています。
帯広の旬は快進撃を重ね、地元新聞社の媒体をかわしつつ、地元ビジネスの掘り起こしにまで踏み込んで売上増を図っています。地元独自のコンテンツを作る仕組みを構築され、若い人材も独自で育て上げられました。その生きた体験談を萬年とみ子専務から直に、スカイプを通したライブで講演していただきます。スカイブ・ライブの不安定さは付きまといますが、実用に入った段階で、結構使える様子を体験していただきたく存じます。
鈴木順智様から、宅配網を生かした、便利道具「GPSログ」での生きた生活情報の収集と、グーグルマップとの併用による、新領域の独自データービジネスについて、さらに、i-phoneを地域に普及させて、小企業主がPCに代わるツールとして使いこんでいただく方法、さらに、そこから印刷ビジネスへのつなげ方を発表していただきます。
ケータイメールは一種・チラシに対する挑戦メディアです。当初の案内通り、Just Mailの鎌田社長を引っ張り出し、直に話を聞くことになりました。その狙いどころにご注目ください。
五百旗頭からは、競合フリーマガジンをかわす生きた事例、読紙率が落ちる新聞折り込みの対抗メディアの創出、ケータイメールとぷらざ広告のセット販売などにつき、調べた内容を発表させていただきます。
二日目はローヤル企画の谷口様にお願いしました。埼玉地区でのクロスメディア・フリーマガジンのお話をしていただきます。我々の出番はどうすれば構築できるか、生きた勉強会を目指しています。ぜひこの場の集まっていただき、生きざまをお互いに勉強したいものです。ぜひ、大森にお集まりください。敬具
第65回全国ぷらざ協議会・勉強会の日程
集合時間 平成21年7月15日(水) 午後14時00分集合
集合場所 ホテルモントレ山王
(宿泊ホテル) 東京都大田区山王1丁目3番地1号 TEL:3773?7111
日 程
平成21年7月15日(水)
14:00 会場・ホテルモントレ山王に集合、
14:00?14:10 開会の挨拶 全国ぷらざ協議会・会長代行の挨拶
14:10?15:10 スカイプ講演「家業の旬を再生した体験談、これからの
旬の生き方」
ソーゴー印刷株式会社・専務取締役・萬年とみ子様
15:10?15:40 プレゼン「次世代のぷらざビジネス<GPSログを生かした生情報の収集と地元データー構築>」
有限会社出版情報技術サービス
社長・鈴木順智様
15:50?16:20 講演「宅配型フリーマガジンの次なるビジネスモデル」
全国ぷらざ協議会・五百旗頭 忠男
16:20?17:20 Just Mailの衝撃、チラシをJust mailに置き換えよ
(株)ワースワイル・ドット・コム
社長・鎌田博次様
Just Mailは7年前に始まったが、今や、個人会員は120万に達している。その代理店は、2.5万店舗あり、彼らはチラシに代わるJust Mail の活用を印刷バイヤーに訴えている。鎌田博次社長の狙うものを勉強してみる。
17:40?19:30 全国ぷらざ協議会・懇親夕食会
於・ホテルモントレ山王・フリージア
平成21年7月16日(木)
09:00?10:30 会員情報交換会
各地で発生している情報について交換
10:30?11:30 講演「フリーマガジン・J:COM Walkerさいたま上尾のビ
ジネスモデル」
株式会社ローヤル企画・ITS企画開発部部長・谷口満氏、
出版大手の(株)角川書店と、ケ?ブルテレビ最大手(株)ジュピターテレコム(J:COM)のジョイントベンチャーのマガジン。角川のペーパーメディア、WEBとJ:COMのCATV(コミュニティチャンネル)、J:COM Magazine、ビデオ・オン・デマンド、インタラクティブTV等のクロスメディア化により、今までにない多層的なエリアコミュニケーションを実現、その内容を語っていただく。
11:30?11:45 質疑応答。
11:45? 昼食後、解散、